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USTREAMで、いかにしてiPhone再生可能映像を流すか。その2(改)

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そんなことを、つらつらとテストしたところ、なにやらビットレートで上限がある? というところに行き着いたので、備忘録。
まぁまずは自分の番組設定から「Flash Media Encoder XML ファイル:」をダウンロードする。
そして、FMLEを起動したら、Open Profile で、ダウンロードしたXMLファイルを読み込みます。足らん設定がある、というような文句を吐きますのが、どうせ調整もしないといけないので、以下調整します。
必須であるエンコードの条件は、各所で書かれていますが、
映像はH.264 さらにそのプルダウンの横にあるスパナアイコンを開けて、プロファイルはBaselineで、レベルを3.0以下に設定。ビットレートはダウンロードファイルの初期値は300kbpsです。
音声はAAC に変更。初期設定だとサンプリングレート22.05kHz, ビットレート48kbpsです。
さてここで、単純にこのままいけばビットレート合計348kbpsで配信され、問題なくiPhoneのmobileSafariで視聴可能でした。
ただ、今会社で使っている場合も、今後自分で使う際は、間違いなく音声重視でやるのは、わかりきっているので、音質を上げようと試していきました。


まずは、サンプリングレートを44.1kHzにしてチャレンジ。
これは一応成功。まぁ、44.1kHzにしたから、と言って、耳でわかるのは、感度が良くなった、という感じでしか実感できないと思うのだが、これは個人的見解で、感じ方が違うのかもしれません。
次に、ビットレートを上げてみようと、とりあえず128kbpsまで上げてみたのだが、ここで、このエントリ冒頭に書いた、iPhoneで見るのに、上限アリ? という現象になりました。
映像が300kbpsのままだと、当然だが428kbpsでの配信となる。そうなると、mobileSafari上では、例のFlashでしか見えないんだよ アラート画面になって、見る事ができません。
さて、どーしたもんか、と思うものの、上げたのはビットレートのみです。
以前からよくあった、中サイズにあたる384kbpsがリミットかなぁ、と思いつつ、まずは400kbpsにするため、映像のビットレートを272kbpsへ下げてみました。
mobileSafariで、再生可能です。
もうやることは一つ。映像ビットレートを273kbpsにしたところ、Flashのみしか見られないアラート が出ました!
ということで、まずは映像+音声のトータルビットレートは400kbpsが上限だ、ということが判明しました。
まぁ、ProducerでStandard SD Quality 4:3 が350kbpsなので、それよりは若干画質もしくは音質で、重視したい方へ割り当てられる、という利点はあります。

再検証した結果、ProducerのHigh SD(500k)でもBest SD(600k)でも、ビューワもmobile Safariからも再生可能でした。
まだまだ、USTREAM側のサーバ動作などで、できたりできなかったり、というのがあるのかもしれません。

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  1. ⌘ - CrimsonRh@psody.net - ⌘
    7月 15, 2010 @ 15:36:14

    USTREAMで、いかにしてiPhone再生可能映像を流すか。その1

    iPhone視聴もしつつ、いかに状態の良い映像を残すか。備忘録その1