Since '95.11.11. 最終更新日時:2011/11/17

話せないまでも、読めるんやからねぇ。

話せないまでも、読めるんやからねぇ。 はコメントを受け付けていません

英語が話せるようになるのは正直、簡単ではない: Kelly’s Personal Island "興味のタネ"
>日本人は高校卒業している人間なら、中学と高校で6年間、
>英語の授業をやってきている
今現在の英語の授業は、確証がないが、少なくとも我々が受けてきた授業は、ほとんどが“日本語訳”の授業だ。
にもかかわらず、
>iPhoneの参考となる日本語サイトや、英語のサイトなども紹介されている
>ブログをよむと、「英語だからわかりません」というような書き込みを
>見かけるけど、これだけ英語の授業やって時間を費やしているのに
>もったいない
確かに、多いんです。じゃぁPC使うなよ、ぐらい思いますね、個人的には。
しかしまぁ、うちの相方も、英語説明なだけで「だって英語だもん」になって、使い方などは、基本私がレクチャ。(そーいや、今は疎遠な(というか、絶縁?)姉貴も、英語じゃよぉわからん、とか言うてた気がするねー。そのくせ外資の会社に行ってた時もあった気がするけど。ま、いまやどっちゃでもいいことですが。)
でも、もったいない というか、ちょっと辞書引きゃ読むぐらい出来るっしょ? ついでに、ネットで翻訳機にかけて、多少は訳文を読解するぐらいしよーよ、とは思う。Macに限らず、そもそもPCやプログラム、というモノ自体が、英語ベースなんやから、しゃーないやん?
実際、私の高校時代、英語の成績は、3年生にもかかわらず、1学期中間・期末ともに赤点、2学期中間・期末ともに赤点、学年末赤点の1点上でクリア、という成績だった。単に、卒業させるために、点を足してくれたんでわなかろーか? とも思ったが…。
よぉするに、大学受験に対して必要な、2学期までの成績は、英語は零点と変わりない、ということだ。そりゃー、国立なんか、受かるわけないよねー。センターも全然やったし。(なのに、短大での英語は、新聞英語ということもあって、80点台から90点台を取れたのは、基本的な部分は、充分出来ていた、ということか。)
赤点満載の成績にもかかわらず、高2の時に触らせてもらったLC IIとHyperCardのおかげで、絶対にMacを買う、という目標で、実際’95年の短大入学時にLC630を買った。
その時から、少なくとも英語を読む、ということは、Macに関しては苦で無くなった。むしろ、英語ソフトを使えるようになることが、楽しかった。さらにMacだということもあって、MacOS8の頃までは、そもそもフリーウェアなんか、英語がほとんどだった。
さらに、MacExpoで、Jobsの基調講演があった時、サンフランシスコの中継があった頃は必死で聞き取ってた。
MacExpoTokyoの時も、多少はサンフランシスコでの内容を知った上で行ってるから、というのもあるけど、頑張って聞き取りをしていた。幕張まで始発で行って、3時間以上寒空の下長蛇の列に並び、なぜ苦手な英語を聞きに行く? 普通に考えたら、変人やよねー。
レシーバ音声をテープに録音、会場音をMDに録音、などしたこともある。
だいたいから、スピーチは日本語になっても、プレゼン画面(きっとあの頃から、Keynoteの元になったモノだったんだな…、とか思う)は、英語のままですから、英語を聞いてる方が、そこの話ね、っていうのはわかりやすかったりしました。
そして、キーボードは手になじんでることもあり、今は必ずUSキーボードを使っている。MacOSXも、Tigerの時は、わざわざインターナショナル版を買ってみたりもした。
デベロッパ登録も、かれこれ5年ぐらいやっているが、機材購入の時は、アップルジャパンの人とやりとりできるが、それ以外のダウンロードサイトや、説明書きは、全部英語だから、多少は読まざるをえない。
さらに、Webサーバの設定や、格安ドメインのDNS設定などは、基本的に英語しか無い。いかに安く良い環境を入手するか、は、自分の能力で補うしかないんですよね。
iPhoneに至っては、GSM版を入手して、1年早く触ってたので、画面が英語になってないと、むしろ使いにくいという状況です。


よぉするに、経験してわかったことは、英語を英語として勉強しても、全然覚えん、ということ。それは、他の科目にも言えることで、物理の授業で、既に高校時代に思っていたことと、同じことやね。
ちょいと脱線するが、高校2年で、物理をメインでやったが、落下の法則や加速度の公式を、いちいち覚えたのを、みなさんは頭の片隅にあります?
あれって、3年になって、数学で微分・積分をやったら、速度×時間=道のり という、小学校6年で習ったことさえ覚えていれば、出るんですよね…。。。
無駄やんけ! って話で、正直キレました。
現に、夏期講習で予備校に行った時、初回の授業で、「こーゆー(と、公式を書いて)のを、いちいち覚えたと思いますけど、こんなもの要りませんからっ! 忘れてください」って言われました。
俺の高校2年の授業時間を返せ、と思いましたねー。
よぉは、物理の時間に、微分と積分っちゅーのがあってな、と、やり方を教えてくれれば、もっと簡単に物理の内容がわかったんとちゃうんけ? ってこと。
同じように、物理でも英語を教えれば良いんです。数学でも英語表現とか教えれば良いんですよ。4分の1って、英語で何て言うんよ? っていうのを、なんで英語の時間に習うまで、日本人は知らんのよ?
地学で、天文単位の計算をする時に、日本語で千・万・億.兆・京の上の言い方を、漢字で教えたら良いんちゃいます?
ちなみに、続きは(日本では4桁刻みで)、がい・じょ・じょう・こう・かん・せい・さい・ごく・ごうがしゃ・あそうぎ・なゆた・ふかしぎ・むりょうたいすう ですね。漢字は、検索してみてください。
さらに、それを英語というわけではないけど、いわゆるSI単位では、1000=k(キロ)、その1000倍はM(メガ)、その1000倍はG(ギガ)、になってるわけですよ。きょうびPCで授業をせなアカンっちゅー、アホげな授業があるんやから、ファイルサイズとかHDD容量で話をしてやったら良いんとちゃいますか? メモリは2GBとかやけど、HDDは、1TBってあるよね。じゃぁ、1TBは、2GBの何倍なんよ? って、立派な算数やけど、理科でも使えるよねぇ。
そして、数学なら、野球の打率なんかを例にしたら、良いんやないですかねぇ?
例えばイチローが、3割3分1厘 だった時に、同率で他の選手が並んでいる時、新聞など打率の表が出たら、.3314と.3311 というように、もう1位下の位まで出たりする。これは、3割3分1厘4毛(もう)ですね。
これって、何て読むん? って、私なんかは小学校の時に、親に教えてもらったから知ってたけど、これって、結局、学校で習わんかった気がしますけど。ましてや、その下の単位名なんて、知らんよね。
そして、理科でdl(デシリットル)をよく使ってたけど、中学ぐらい(’90年ぐらい)で、ml(ミリリットル)をメインになってきていたと思う。
でもそれって、単位に当てはめたら、l(リットル)の“10分の1”がデシ、リットルの“1000分の1”がミリ、さらにはm(メートル)の時は、“100分の1”がセンチ、ということを、なぜ教えないんでしょう?
m(メートル)の1000分の1やから、mm(ミリメートル)でしょ。で、その先、小さくなるのは、以下、(日本語って、一桁刻みで存在するんですね…)糸(し)、忽(こつ)、微(び)、繊(せん)、沙(しゃ)、塵(じん)、埃(あい)、渺(びょう)、漠(ばく)、模糊(もこ)、逡巡(しゅんじゅん)、須臾(しゅゆ)、瞬息(しゅんそく)、弾指(だんし)、刹那(せつな)、六徳(りっとく)、虚空(こくう)、清浄(せいじょう)、阿頼耶(あらや)、菴摩羅(あんまら)、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)、というそうです。で、ここからだと、例えば“曖昧模糊(あいまいもこ)”という表現が国語で出てくるよね、とか、小説なんかで“そんな刹那”っていう、ほんのわずかな一瞬を表してるのは、これだと、10のマイナス18乗 秒=0.00000000000000001秒 ってのを表してるんやで、って説明できますよね。
よーーーーーーするに、今ある、“総合的学習の時間”なんちゅーのは、いらんわけ。メインの教科はあるとして、それぞれの所で、違う表現だとか、単位だとか、実生活で使うことを、絡めていけば良いだけのこと、なんぢゃないですか?
ま、それをやらんのは、文部科学省がアホやから、ですね。
おりしも選挙が近いので、郵政民営化で解体するよりも、文部科学省を解体して欲しいと思う昨今です。

Comments are closed.