Since '95.11.11. 最終更新日時:2011/11/17

おっしゃる通りで、もっと広めましょう。

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CMSのページ編集機能が優れていればいるほど:Web更新ツールの行方 – CNET Japan
この意見に、同意。
単純に、自分たちで更新したい、ということで、CMSを導入するのは、個人的には間違いだと思っている。
そもそも“コンテンツを管理”するのが目的であるCMSを、単なる更新ツールにするには、無駄が多すぎる。
それなら、適切な「更新ツール」で、限定したページだけを更新、というツールを導入すべきでしょう。
広く発表するコンテンツや、大量のコンテンツを整理して行く、というようなモノや手持ちネタの無いところが、CMSを入れても、そのうち更新すらしない、幽霊サイトに成り下がる危険性があるだけ、です。
更新しなくなる根拠は、たくさんありますが、自分で更新する、ということの、時間=自分(や更新作業する人)の費用を、ちゃんと算定してるのでしょうか? 更新する内容を、正しくポストしないといけない、という今までに無い一種の責任が余分に発生します。
ハッキリ言って「自分ですでにCMS構築をしたことがある」「Blogを書くだけじゃなくて、多少はサーバへ設置したことがある」というような人が居ないと、コンスタントな更新を、各種CMSで更新していくのは、時間の無駄が多すぎます。
それなら、更新を、どこかのプロダクションなり、Webの専門屋さんに頼んで、指示は電話かFAXで、という方が、よっぽど時間も無駄にならずに済んで良いと思います。頼んでいる間に、他の仕事をする方が、よっぽど効率的でしょう。


そんなわけで、コンテンツディストリビュータ、だったり、各種パブリッシャーではない会社には、CMSは一切オススメできません。
CMS的なことをしたいのであれば、そういうDB管理するほどの数や、検索しないと出てこないほどのネタや文章があるのが条件です。
また、公式サイトとは別に、独立したそういうサイトにして、公式サイトからはリンクを張るだけ、にしたほうが、よっぽどマシです。
会社のサイトを全てCMSへ移行、なんて、よっぽど、日々新しい情報をアップして、さらにそれを蓄積していく、アグレッシブな(?)会社でないと、意味がないと思います。
ま、私が前居た会社が、どーやら.co.jpのサイトがMovableTypeに全移行したっぽいので、やっと移行してくれた、というのが嬉しかったりしたわけで。あの会社は、日々更新しないといけないモノがあるから、CMSにすべき会社だった、と思っていたので。

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