Since '95.11.11. 最終更新日時:2011/11/17

“有識者”という人種が信頼出来ない。

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あなたが文化庁長官だったら著作権制度をどう変える?–有識者が議論:ニュース – CNET Japan
権利を守る、という部分においては、法律をきちんととらえる必要があるとは思うが、なまじっか、“現”著作権法を知っている人間ばっかり集めても、それをどぉこぉ、ということしか出てこないので、全く不毛なイベントをやっている、としか思えない。
そもそも、何を持って“有識者”とするのか、が、個人的にはいつも疑わしいと思っている。
名の通った大学で、教授をやってりゃそれでえぇの? アホくさい。
だいたいからして、『「社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の強化」を提唱』するような、早稲田大学大学院准教授の境真良氏とは、最低最悪の極悪人でしょうな。
最も解体すべき公益法人ですよ、JASRACは。
本当にコンテンツデータベースを構築するのなら、そんな、天下り三昧の公益法人にさせるのではなく、絵画や美術品は、博物館や美術館を連合させたNPO等を設立させる。映像・音響関連は、全国の放送局連合を、NPOなり統合団体が、束ねるだけの組織ではなく、率先してその業務を行う組織でなければ、何も動かない。
JASRACも、初めは良かったのかもしれないが、最終的に、登録させて、それを管理している名目で、金を巻き上げているだけ、としか見えない。それに乗っかったレコード会社が、今度は制作者である作曲家や作詞家からも、金を巻き上げる手助けをしている、としか思えない。
だいたいからして、NHKが、視聴料として、わざわざテレビ端末の“利用者”から、巻き上げている状況で、JASRACは、テープやMD、挙げ句の果てにHDDにまで、その目的で使うかどうかわからないのに、課金して巻き上げているのだ。
それをやるなら、まず、NHKの視聴料は、テレビおよびテレビチューナー(ビデオ、ハードディスクレコーダ、ワンセグチューナ、地デジパソコン 等々)の購入時に計上しておいて、テレビやチューナーのメーカーが払う、という仕組みに変えてもらわないといけない。
そうなっていないのに、なぜJASRACだけに、金がチャリンチャリン方式で入って行くようになっているのか。
社団法人、などという冠を持ってるからにほかならないでしょう。
さらに『現行の著作権法については「放っておく」とし、コンテンツ産業調整法など別制度を作ることで著作権法にしばられないスキームを構築』というのも、勝手だ。現 著作権法は、解体して、新たに構築しないと、一つの物に現著作権と新著作権のどちらを適用するのか、混乱を招くだけだ。
かと言って『境氏が唱えた「著作権法は放っておく」との提案に反論。「面倒でも改築しながら対応すべき」』という椎名和夫氏、というのも、無理難題を言っている。後から、切って貼ってを繰り返して、つじつまが合わないようなモノを適用するよりも、明治時代に作られたような遺物は、一旦刷新する必要があるだろう。


テレビに関しては、ネットの動画サイトをうまく使えば、そもそも、地方局という概念は無くなるでしょう。地方で作ろうが、東京で作ろうが、ネットで流せば全国、全世界に対応できるわけです。
携帯にしてもそうですが、日本で作ったモノを、世界に通用するようにしようという作りをしないのが、問題ですね。
映画ぐらいですねぇ、世界に通用しているのは…。

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